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St. Nicolas Op.42 [ブリテン 合唱曲]

1. Introduction
★★★★★☆☆☆☆☆
ピッチカートの力強い歩みをイメージさせる伴奏に載せ、ヴァイオリンが不気味な旋律を奏でながら始まる。
ヴァイオリンと似たメロディを合唱が歌った後、テノールがピアノの音ともに、恐らく聖ニコラスを讃える歌を力強く歌う。
再び合唱が戻り、最後はヴァイオリンが消え入るように演奏して終わる。

2. The Birth of Nicolas
★★★★★★☆☆☆☆
ピッチカートのガチャガチャした後、ピアノが跳ねた感じの伴奏をし、楽しげな児童合唱が歌う。
オルガンの音に導かれソロが歌った後、再び児童合唱となる。これが繰り返される。最後はテノールが力強く歌い終わる。楽しげな曲。

3. Nicolas Devotes Himself to God
★★★★★☆☆☆☆☆
悲しげな旋律をテノールが静かに歌う。両親が死んでしまった後、神に心を捧げるようになったことを語っている?

4. He Journeys to Palestine
★★★★★☆☆☆☆☆
重々しく激しいピアノ伴奏の元、男声合唱が歌う。パレスティナへ向かう海の旅を描いた場面らしい。ピアノは激しい波の音?途中から児童合唱も加わり混沌とした場面となる。最後はポツポツとしたピアノ伴奏の元、静かにテノールが語って終わる。最後は非常に幻想的。

5. Nicolas comes to Myra and is chosen Bishop
★★★★★★☆☆☆☆
オルガンの音が鳴り響き感動的な合唱となる。テノールがソロで力強く歌った後、児童合唱の語りと、合唱のアーメンコーラスとなる。ここも非常に感動的。後半は対位法を活かした荘厳な合唱となる。

6. Nicolas from Prison
★★★★★☆☆☆☆☆
激しい弦の伴奏の元、「迫害が教会を襲う」とテノールが力強く歌う。最後はピアノ伴奏になり静かに終わる。

7. Nicolas and the pickled boys
★★★★★★☆☆☆☆
こ気味良い伴奏の元、語りのような合唱が続く。天使の声のような児童合唱が時々聞こえる。
テノールが静かに歌った後、荘厳な合唱となる。最後はオルガン伴奏の元ハレルヤコーラスとなる。

8. His Piety and Marvellous works
★★★★★★☆☆☆☆
短い前奏の後、アカペラによるコラール風の合唱となる。たまに伴奏が入る。後半はピアノと弦が伴奏を奏でるようになり、掛け合いの合唱となる。静かで厳かで感動的な曲。

9. The Death of Nicolas
★★★★★★☆☆☆☆
シンバルが鳴り響き、テノールが朗々と歌う。ピアノが流れるような伴奏を弾き、合唱が入る。
最後はオルガンが鳴り響き、弦楽器の分厚い伴奏の元、ゆっくりとした荘厳な合唱となり、アーメンコーラスで感動的に終わる。

悪くない曲。
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