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森の精 Op.15 [シベリウス 交響詩]


The Sibelius Edition: Tone Poems

The Sibelius Edition: Tone Poems

  • 出版社/メーカー: Bis
  • 発売日: 2007/08/27
  • メディア: CD



評価
★★★★★★★☆☆☆
弦の刻んだスタッカート気味のこ気味良い期待感に満ちた序奏で始まる。
ファンファーレ的なものが何度かなった後、段々と霧が立ち込めてきて不穏な雰囲気になる。
管楽器が、「タッタータータタッタ」という主要動機を様々なかたちで繰り返す。恐らくこの動機が森の精の動機なのだろう。
中盤、ファンファーレが鳴り響き勝利感に満ちた堂々たる雰囲気となる。
その後、穏やかな安らぎに満ちた雰囲気となり、チェロが朗々と優しいメロディを奏でる。途中ピッチカートによる伴奏が入る部分は幻想的であり非常に美しい。段々と伴奏がカチャカチャした感じになっていくが、チェロのメロディは優雅。
悲しげなファンファーレがなり、葬送行進曲風になる。悲劇的に盛り上がって行きティンパニーの音が鳴り響き終わる。

非常に色彩豊かなドラマティックな曲。
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