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背徳者 [文学 フランス]


背徳者 (岩波文庫 赤 558-1)

背徳者 (岩波文庫 赤 558-1)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1971/03/16
  • メディア: 文庫



アンドレ・ジイドのデビュー作らしい。
『田園交響楽』にしても『狭き門』にしても結構楽しく、私好みの話で、この『背徳者』もかなり期待して読み始めた。

初めは、主人公ミシェルが病気で死にそうな状態。これを妻のマルスリーヌがひたすら看病するのだが、とにかく退屈。段々と体も良くなり、精神的にも余裕が出てきて自然の中に身を置くのだが、このあたりから少年愛的な感じになっていく。

完全に感知し、自分の実家の土地を相続し、そこの管理に乗り出すのだが、これも結構やりたい放題。
最後はマルスリーヌの方が体を壊すが、ミシェルは彼女を「療養のため」ということで田舎へ田舎へと連れ回すが、本質的に彼女のことを考えての行動ではないので、彼女はどんどんやせ衰えていく。

さらに、キリスト教信者の彼女に対して、無神論者というのかニーチェ思想(とは書いていないが)に影響を受けたミシェルの考えがさらにマルスリーヌを苦しめる。

とにかく、読んでいてあまり気持ちの良い作品ではなく、話の展開もつまらなかった。

私は駄作だと思う。
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