エヴリマン Op.83 [シベリウス 劇音楽]
The Sibelius Edition: Theatre Music
- 出版社/メーカー: Bis
- 発売日: 2008/07/28
- メディア: CD
R・シュトラウスの歌劇台本も書いているホフマンスタールの作品らしい。
01番 ラルゴ
★★★☆☆☆☆☆☆☆
力強いファンファーレ。15秒ほどの曲。
02番 ラルゴ
★★★☆☆☆☆☆☆☆
こちらも力強いファンファーレ。1分強の曲。
03番 アレグロ
★★★★☆☆☆☆☆☆
遠くからさざ波かやってくるかのような始まり。そのまま静かに曲は流れる。
04番 踊りの歌
★★★★★★☆☆☆☆
美しいワルツ風の前奏で始まる。テノールが楽しげに歌う。ピッチカートによる弦の演奏も楽しそうな雰囲気を作り出している。合唱が入ってきて少し哀愁漂う感じになる。同じようなことが2回繰り返され静かに終わる。
05番 「甘い喜びの中で」
★★★★★☆☆☆☆☆
メゾ・ソプラノがアカペラに近い感じで悲しげなメロディを歌う。10秒程度の曲。
06番 「まあ、雨が降っているときは」
★★★★★☆☆☆☆☆
メゾ・ソプラノがアカペラに近い感じで悲しげなメロディを歌う。10秒にみたない曲。
07番 「森は緑に萌えて」
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげな前奏の後、再びメゾ・ソプラノがアカペラに近い感じで歌い、同じメロディをバリトンが歌い、それにメゾが応え、最後はデュエット。1分弱の曲。
08番 「ああ、愛しい人よ!」
★★★★★☆☆☆☆☆
バリトンが力強い歌を歌う。合唱も加わり前向きな雰囲気となる。
09番 「森は緑の萌えて」
★★★★★★★☆☆☆
フーガ風の合唱曲。少し感動的。
10番 アレグロ・モルト
★★★★★☆☆☆☆☆
弦のトレモロによる決然的な感じの雰囲気の曲。途中管楽器が悲しげなメロディを奏でる。
11番 ラルゴ
★★★★☆☆☆☆☆☆
10分近い長大な曲。
弦楽器が高音で幻想的で若干不気味な雰囲気を作りながら始まる。
遠くの方からティンパニの音が静かになり、低音の弦が不気味なメロディを奏でる。ずっともやっとした雰囲気。後半若干盛り上がるが、長いし結構飽きる。
12番 ラルゴ
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかなメロディを弦が奏でて始まる。心休まる音楽。
13番 アレグロ
★★★★★★★☆☆☆
前曲からアタッカで入ってくる。オルガンの流麗で悲しげな音が鳴り響く。弦楽器もドラマティックさを演出している。オルガン曲にしては良い曲。
14番 踊りの歌
★★★★☆☆☆☆☆☆
おどろおどろしい前奏で始まる。重い雰囲気のまま曲は流れる。
15番 「甘い喜びの中で」
★★★★★☆☆☆☆☆
期待感に満ちた前奏で始まる。そのままゆったりと音楽は流れ終わる。
16番 「まあ、雨が降っているときは」
★★★★★★☆☆☆☆
アタッカで最終曲へなだれ込み、感動的な合唱となる。
全体的に悪くはないが若干散漫な印象。
2023-07-19 03:47
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0