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ヴァイオリンとピアノ 5つの小品 [シベリウス 室内楽曲]


The Sibelius Edition: Chamber Music, Vol. 2

The Sibelius Edition: Chamber Music, Vol. 2

  • 出版社/メーカー: Bis
  • 発売日: 2007/08/27
  • メディア: CD



1. アレグレット ト長調 JS. 86
★★★★★★★★☆☆
哀愁漂う何ともいえない下降していくメロディが心に残る。ピアノも同じメロディを奏でる。非常に美しい伴奏。ピアノがメロディを弾いて始まる、中間部の重く情念的な雰囲気も綺麗。最初の下降気味のメロディに戻って美しく終わる。

隠れた名曲。

2. テンポ・ディ・ヴァルス ロ短調 JS. 89
★★★★★★★☆☆☆
こちらも哀愁漂うメロディが静かに奏でられて始まる。段々と光が差していくような感じではあるが、基本は悲しげ。中間部は明るく開放的。後半もある程度明るく進むが、最後は少し悲しげに終わる。

3. マズルカ イ長調 JS. 4
★★★★★★☆☆☆☆
明るく短い舞踏曲。リズムが面白い。

4. アンダンテ・モルト ハ長調 JS. 49
★★★★★★★☆☆☆
流れるようなアルペジオの伴奏の上をしっとりかつゆったりとしたメロディが優美に奏でられる。中間部は若干悲しげで哀愁漂うメロディ。段々と盛り上がって行き、最後はゆっくりと静かに消え入るように終わる。

5. 朝の歌 イ長調 JS. 3
★★★★★★☆☆☆☆
静かにゆったりと始まり、鳥の声を模したかのようなヴァイオリンが入り、軽やかな主題が穏やかに奏でられる。少し動きが出始め明るくなっていく。最後は静かに終わる。

全体的にメロディが綺麗で良い曲が多い。
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