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10の小品 Op. 58 [シベリウス ピアノ曲]






01.夢 レント
★★★★☆☆☆☆☆☆
印象派的な響きの曲。確かに「夢」のような感じでつかみどころのない曲。

02.スケルツィーノ コン・モート
★★★★★☆☆☆☆☆
繊細ながらも軽い感じの曲。シベリウスらしいメロディではある。

03.エア・ヴァリエ アンダンテ
★★★★★☆☆☆☆☆
暗く悲しげな旋律の曲。流れるようなメロディはそれなりに美しい。中間部は迷宮に迷い込んだかのような音楽。

04.羊飼い、ヴィヴァチェット
★★★★★☆☆☆☆☆
牧歌的な美しいメロディで始まる。中間部は高い緊張感がみなぎる。緊張感を持続したままはじめのメロディが回帰される。

05.夕べ、アンダンティーノ
★★★★☆☆☆☆☆☆
こちらも印象派的な雰囲気で若干混沌とした感じ。

06.対話 アレグロ・グラツィオーソ
★★★★★☆☆☆☆☆
明るく快活な曲。確かに愛らしいやりとりで対話的な感じが良く出ている。

07.テンポ・ディ・メヌエット
★★★★★☆☆☆☆☆
重く少しつっかかり気味のメヌエット。中間部は結構緊張感がある。

08.漁夫の歌 アレグレット
★★★★★★☆☆☆☆
単音の伸びやかな旋律で始まる。その後のどかな、しかしどこかはねた感じの伴奏が入ってくる。段々と緊張感が高まっていき、きらびやかになっていく。一通り落ち着くと穏やかな雰囲気に戻り、美しい旋律が奏でられる。結構雰囲気がコロコロと変わる曲。

09.セレナード モデラート
★★★★★☆☆☆☆☆
重く呻くような前走で始まる。明るくなりそうでならない苦しげな主題がゆったりと奏でられる。中間部は相変わらず緊張感がある。最後は暗く重く終わる。

10.夏の歌 ラルゴ
★★★★☆☆☆☆☆☆
和音を中心とした重い曲。若干ムソルグスキーの『展覧会の絵』のプロムナードに似てなくはない。

全体的に暗く重く緊張感が高くあまり楽しめない。

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