ロメオとジュリエットから10の小品

プロコフィエフ作品集

• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 2007/12/19
• メディア: CD

1. 民衆の踊り
★★★★★★★☆☆☆
華やかなファンファーレの後、軽やかな舞曲となる。段々と力強くなっていく。最後は静かに優しく終わる。

2. 情景
★★★★★★☆☆☆☆
軽やかな行進曲風の短い曲。

3. メヌエット
★★★★★★★☆☆☆
力強い宮廷感のある優雅な曲。

4. 少女ジュリエット
★★★★★★★☆☆☆
軽やかに動き回る様子と、恋に恋しているかのような夢見る雰囲気がかわるがわる演奏される。最後は悲劇を暗示するかのような暗く不吉な雰囲気で終わる。

5. 仮面
★★★★★☆☆☆☆☆
諧謔的な感じ。

6. モンターギュ家とキャピュレット家
★★★★★★★☆☆☆
力強く歩くようなベース音と人を威嚇するようなメロディが強烈な曲。途中少し厳しい感じになるが、最後は力強く終わる。

7. 僧ローレンス
★★★★★★★☆☆☆
優しく慈愛に満ちた優しい雰囲気とメロディの曲。

8. マキューシオ
★★★★★☆☆☆☆☆
力強く攻撃的な始まり。その後少し諧謔的に明るくなる。マキューシオの激しくおちゃらけた性格をよく表している曲。

9. 百合の花を手にした娘たちの踊り
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな優しい雰囲気で始まる。明るさの中に一抹の不安感と悲しさが入る。

10. ロミオとジュリエットの別れ
★★★★★☆☆☆☆☆
静かなオルゴールのような雰囲気で始まる。
荘厳な鐘の音が鳴り響き、悲しみが広がっていく。
段々と明るく優しい雰囲気になっていく。
後半暗く重い雰囲気が広がる。
最後は祈るように終わる。

後半少しだれるが全体的に良い曲。