53 [Jazz Jacky Terrasson]
自らが53歳になったということでついたタイトルらしい。
1. The Call
ベースのうねるようなダ~タタ~タッタというリズムの上をゆったりとしたメロディが流れる。
途中の、空間を意識したリラックスしたアドリブ部分が心地よい。
2. ALMA
こちらもタラララ~ラ~という上昇していく心地よいベースの上を、穏やかでリラックスしたメロディが流れる。途中からベースがハーモニーを奏でるところが結構格好良い。リラックス感にあふれた曲。
3. Mirror
乾いた激しいドラムで始まり、ピアノがドラマティックに入ってきて激しいメロディをスピード感を持って奏でる。
4. JUMP!
ラテン味あふれる楽しい曲。間奏部分のドラムソロも格好良い。
5. Kiss Jannett For Me
穏やかで美しいメロディの曲。ベースのソロで入って柔らかいピアノの音色がメロディを奏でる。7分を超える大作だが、リラックスして優しい曲なのでゆったりとした気持ちで聴ける。
6. Palindrome
ミドルテンポの明るい曲。中間部のアドリブ部分はピアノが結構激しく暴れまわる。
7. La Part Des Anges
ゆるく、少し哀愁漂うメロディの静かな曲。
8. Babyplum
2枚目の「Reach」にも収録されているナンバー。結構いろんなところでやっているので、Jackyお気に入りの曲なのであろう。
跳ねた感じの楽しい曲。メロディが体に染み込んでいるので、かなり楽しく聴ける。
9. What Happens AU6
この曲も跳ねた感じのベースソロで始まる。ピアノが激しく叩きつけるようなメロディを奏でる。ベースとピアノがバトルしているかのよう。
10. My Lys
楽しく陽気に始まる。ミドルテンポの優しいメロディがピアノによって奏でられる。最後は哀愁たっぷりの優しいメロディが奏でられ終わる。
11. Lacrimosa
モーツァルトのレクイエムからメロディを取った曲。
静かなピアノソロ曲。
12. Nausica
かなりゆっくりとした間の多い曲。消え入りそうな雰囲気の静かな曲。
13. This is Mine
若い頃のJackyを彷彿とさせる、リズミカルで開放感に満ちた始まり。中の解説を読むと、恐らく子供たちへの愛情の叫びを曲にしたものっぽい。そのへんが若々しさを感じさせるのかもしれない。かなり楽しく心弾む曲。メロディも綺麗。アドリブ部分のベースソロもかなり格好良く、ピアノ・ベース・ドラムがバトルっぽくなる部分は素晴らしい。
14. La Part Des Anges - Reprise
ベースの伴奏に乗って、語りで始まる。ピアノも静かに入ってくる。フランスっぽい。
15. Blues en Femmes Majeures
ピアノもベースもゴツゴツした感じ。ドラムはかなり乾いた音を奏でる。混沌とした感じの曲。
16. Resilience
家族に捧げられた曲らしい。哀愁漂う静かな曲。
かなりリラックスしたベースが活躍するアルバム。
2024-02-03 08:07
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