SSブログ

皇帝ティートの慈悲 [オペラ ドイツ モーツァルト]


ストーリー:★★★★★★★☆☆☆
アリア  :★★★★★★☆☆☆☆
音楽全体 :★★★★★★★★★☆

慈悲深い皇帝ティート、皇帝の信任厚い部下であり友人であるセスト、基本的にこの二人の主人公を中心に物語は進む。ティートのかつての恋人であり、セストが想いを寄せるヴィッテリアが、皇帝に恨みを抱き、彼を殺すことをセストに頼んだことによって物語は複雑なものになる。

セスト⇒ヴィッテリア⇒ティートという関係に、セストの妹セルヴィリア、その恋人アンニオとティートという関係も混じり合い、複雑な三角関係が展開される。

10数年前に観たときも思ったのだが、そこまで心に残るアリアはないのだが、とにかく音楽全体が澄んでいて清廉で、結構血なまぐさい内容なのにとても綺麗なのが印象的なオペラ。レチタティーヴォもかなり多いが、チェンバロの伴奏に乗って結構綺麗な感じ。前奏曲もそれなりに格好良い。ズボン役含め4人の女性がメインとなって話をすすめるオペラも珍しい。特に第一幕が綺麗。

このDVDでは、メゾ・ソプラノのズボン役でガランチャ、その恋人役でバーバラ・ボニーという二人の美女が出演しており、とてもよかった。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。