プルチネッラ [ストラヴィンスキー バレエ]
「スターバト・マーテル」で有名なペルコレージの旋律を用いた作品らしい。
ブルチネッラというイケメンがいて、女性たちが皆彼に惚れてしまうのを嫉妬した男たちが彼を殺そうと計画し、成功したと思いきやプルチネッラは生きていて、最後は大団円で終わる、というくだらない話らしい。
前奏曲
★★★★★★☆☆☆☆
非常に優雅で宮廷的な音楽。さすがペルコレージという感じの美しい音楽。ヴァイオリンの音色が美しい。
セレナーデ
★★★★★★★☆☆☆
哀愁漂うバロック色が濃厚な美しい旋律の前奏で始まる。弦楽器の震える音を多用した伴奏が特徴的。テノールが哀愁漂うメロディを伸びやかに歌う。
スケルツィーノ
★★★★★★★☆☆☆
元気な祝祭的雰囲気で始まる。段々と哀愁を帯びてくる。フーガ風の伴奏が綺麗。段々とスピードが上がり祝祭的雰囲気が流れる。次々に様々なメロディが流れる。様々な踊りがここでなされるのだろう。途中で流れるソプラノ・バスのソロも良いし、重唱も綺麗。20分あるがヴァラエティに富んだ様々な楽曲が流れるので実際観ていたら飽きないだろう。
タランテラ
★★★★★★☆☆☆☆
かなりスピード感のある曲。エキゾチックな曲。迫力あるバレエなのだろう。
途中からゆったりとした哀愁漂うソプラノのソロとなる。最後は元気に華やかに終わる。
ガヴォットと二つの変奏曲
★★★★★★☆☆☆☆
牧歌的な主題。途中宮廷的で力強い主題となる。後半壮大なフーガ風の重唱となる。最後は雄大に伸びやかに終わる。
ペルゴレージの曲を使っているだけありかなり聴きやすい。
2024-05-01 05:50
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