The Memoirs of Sherlock Holmes [文学 イギリス Sherlock Holmes]
The Memoirs of Sherlock Holmes (Dover Thrift Editions)
- 作者: Sir Arthur Conan Doyle
- 出版社/メーカー: Dover Publications
- 発売日: 2010/07/21
- メディア: ペーパーバック
Arthur Conan DoyleのThe Memoirs of Sherlock Holmesを読み終わった。色々な本を一緒に読んでいたので、結構時間がかかってしまった。
この本は、盟友WatsonがSherlock Holmesのかつての様々な事件を思い出しながら彼を紹介するという体裁をとっている。
そのため、「~」とSherlock Holmesが語った、という文体がよく出てくるのだが、Watsonに話しかけているのか、過去Shelock Holmesが当時の人間と語っているのかがよくわからなくなってしまい、Adventures of Sherlock Holmesより数段読みづらい気がした。そして内容的にもなんとなくワクワク感が少なく、読み進めるのが結構億劫だった気がする。
とはいえ、ホームズが何故探偵業に従事するようになったかが、彼の学生時代を通して語られたり、ホームズのお兄さんが出てきたり、Watsonの大学時代のことも語られたり、宿敵Moriartyが出てきたりと人物的には面白い。
しかしはじめにも書いた語りの複層性のためか、物語に入り込めない感じがあり、楽しみきれなかった作品だった。残念。
2015-12-18 09:50
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