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みんなの図書室2 [文学 日本 小川洋子]


みんなの図書室 2 (PHP文芸文庫)

みんなの図書室 2 (PHP文芸文庫)

  • 作者: 小川 洋子
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/11/17
  • メディア: 文庫



私は小川洋子のファンである。とはいえ、彼女のすべての本を読んだわけではない。中公文庫、講談社文庫、文春文庫、新潮文庫などの長編を中心に10冊強くらいしか読んだことがなく、短編集やエッセイなどはそこまで読んではいない。とはいえ、彼女の描き出す世界観がとても好きで、読むといつも、メインストリームを歩くことができないお祭り嫌いな自分も、自身をもって生きていていいんだと励まされる。

そんな彼女を知ったのは、東京FMで日曜の午前10:00から放送されている、メロディアス・ライブラリーを聴いたことがきっかけっだった。ちょうどその前後で中嶋朋子さんのラジオ番組もやっており、そこで、小川洋子さんの『猫を抱いて象と泳ぐ』という本を猛烈に勧めており、すぐに購入して読み、とても感動し、他の様々な作品も読むようになった。

ちなみに題名からもわかるように、『みんなの図書室』という一巻も出ており、これは、ラジオ番組に本のプレゼントコーナーに応募したら、なんとサイン本があたってしまったのだ。

と前置きが長くなったが、簡単に言えば、古今東西の名作本を小川洋子が彼女独自の視点で紹介する本だ。一巻を読んだ時は、読書意欲を掻き立てられ、そこで紹介されていた本を結構買って読むことになってしまった。今私は購入して読んでいない本が山ほどあり(いわゆる積ん読)、この本を読むことで新たに読書意欲を刺激されたらどうしようと思いつつ、昨晩全く寝られなかったので、軽い本をと思い、この本を読んだ。結構自分が読んだことがある本が多く、新しく読んでみようと強く思う本はなかった。

しかし、こうした本を紹介する本を書くときでも、小川洋子さんの視線はとても優しい。
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