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ハーブ魔女のふしぎなレシピ [文学 日本 児童書 魔法の庭シリーズ]


ハーブ魔女のふしぎなレシピ―魔法の庭ものがたり〈1〉 (ポプラ物語館)

ハーブ魔女のふしぎなレシピ―魔法の庭ものがたり〈1〉 (ポプラ物語館)

  • 作者: あんびる やすこ
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2007/04/01
  • メディア: 単行本



こどもが小学生になり初めての夏休みを迎えた。日頃から私たち親が新聞を読んでいるのを興味深そうに眺めていることが多かったので、本人にも新聞をとってあげようと思い、「朝日小学生新聞」を夏休みに入る少し前から購読し始めた。しかし、本人には少し早かったらしく、一面にある漫画を時々読むくらいで、あまり読まないので一ヶ月足らずでやめてしまった。

とはいえ、私はその期間毎日その新聞にも目を通しており、その中で知ったのがこの本。子ども(おそらく女の子)に大人気のシリーズらしい。ハーブと猫と人間の成長を描いた作品らしく、大人もはハマる、というより一緒に読んでいる親の方がハマる作品とあったので図書館で借りて読んでみようと思い図書館を探した。しかし、結構この一巻は借りられており、借りるのにそれなりに時間を要した。人気作というのがわかった気がする。

ジャレットという、世界的に有名な音楽家の娘のもとに、魔女の屋敷の相続権が舞い込んできたという手紙が届く。相続するには、その屋敷に気に入られなければならない、ということ。
さっそくジャレットはその屋敷に行き、一週間そこに住み、相続権があるかどうか確かめられる。
そこで6匹の猫、ハーブと出会い、様々な心の葛藤などを経て、無事その屋敷に気に入られ、そこを相続することになる。

たった一週間という期間なのだが、ジャレットの心の成長が細やかに描かれており、ハーブの知識もふんだんに盛り込まれており、確かに素敵な作品となっている。ジャレットがとても一生懸命で真っ直ぐな性格で読んでいてとても心地よい。

確かに小学生にはオススメの作品だ。もう少し子供が大きくなったら一人で楽しんで読める気がする。
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