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魔法の庭のピアノレッスン [文学 日本 児童書 魔法の庭シリーズ]


魔法の庭のピアノレッスン―魔法の庭ものがたり〈6〉 (ポプラ物語館)

魔法の庭のピアノレッスン―魔法の庭ものがたり〈6〉 (ポプラ物語館)

  • 作者: あんびる やすこ
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2009/10/01
  • メディア: 単行本



遂に6巻まで読み終わった。一冊約150ページで、しかもページに含まれる文字数が少ないのであっという間に読めてしまう。
今回は、トパーズ荘の庭のハーブたちに、日頃の感謝も込めて音楽を聴かせてあげることになる。CDを聴かせるがあまり嬉しそうではないハーブたち。そんななか、世界的なプロの音楽家である父親と母親が演奏旅行の途中にトパーズ荘に立ち寄ることに。そこで生演奏をしてもらおうと、中古のピアノを購入。そして実際に弾いてもらって・・・。

という感じの話。
世界的に有名な演奏家、ということで、モーツァルトのCDも出しているくらいなので、恐らくクラシックの演奏家なのであろう。そんな彼らが次のコンサートの一曲目に自作の曲を用いる、ということらしいのだが、世界的に有名なクラシックデュオが、そんなことをするのだろうか、と疑問が湧いてしまった。

この間の楽譜を「暗譜」することを、「暗記」と書いていたのと同様、この作者音楽関係に弱い。音楽を演奏するシーンの描写などもイマイチで、せっかく世界的に有名な音楽家を登場人物として用いるのであれば、もう少し研究してもいいのではないかなあ、と若干思ってしまった。

ストーリーに人間同士の恋なども出てきて、登場人物が増えてくるなど、面白くはあった。
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