魔女カフェのしあわせメニュー [文学 日本 児童書 魔法の庭シリーズ]
魔法の庭ものがたり15 魔女カフェのしあわせメニュー (ポプラ物語館)
- 作者: あんびる やすこ
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: 単行本
遂に15巻まで来た。
今回は、スーの母親に頼まれて、スーの両親が経営するホテルのウェルカム・ドリンクを夏休みの忙しい一週間に出してくれるよう頼まれた、ジャレットとスーとエイプリル。
お客様のことを考え、はじめは体に良い温かいハーブティーを出すが、あまり飲んでくれず。はちみつを加えて出すが、あまり飲んでくれず。メニューを増やし出すがこれまたあまり飲んでくれず。
結局いろいろなことから、暑い時期に温かいハーブティを出してもあまり客が飲んでくれないことに気がつき、冷たいものに変えると大評判に・・・。
という内容なのだが・・・。
いくら子供たちとはいえ、暑い夏に温かい飲み物を出せばあまり飲んでくれないというのは少し考えれば分かることだと思うのだが・・・。
結構今回はストーリー的に無理があったのでは、と思ってしまった。
とはいえ、次の一節はその通りだと思った。
p.120
「どんなに体にいいハーブティーでも、どんなに正しいことでも、自分がいいって思い込んでいるだけだったら、その人の身になって考えてるってことにはならないんだわ」
この言葉。自分もどうしても「正しい」と思うことを主張してしまう傾向があるので、心に留めて日々生活したいと思う。
2019-08-24 03:15
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