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エイプリルと魔法のおくりもの [文学 日本 児童書 魔法の庭シリーズ]


魔法の庭ものがたり18 エイプリルと魔法のおくりもの (ポプラ物語館)

魔法の庭ものがたり18 エイプリルと魔法のおくりもの (ポプラ物語館)

  • 作者: あんびる やすこ
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2015/12/26
  • メディア: 単行本



魔法の庭シリーズ18巻を読み終わった。

今回は、コンクール前に突き指をしてしまい、本選に出られなくなってしまったエイプリル。それを境にピアノが弾けなくなってしまった彼女に何とか自信を取り戻してもらおうと、色々と考えるジャレット。

その過程で、「人には神から与えられた才能(ギフト)が、それぞれある」ということを聞き、皆が、自分がどんなギフトが与えられているのかを探す。

最終的にギフトは、「自信、勇気、好き」というものから成っているということがわかる。

高校生が大学を選ぶときなども、結局自分が「得意」かどうか、で決めてしまうのだが、やはり自分が「好き」かどうかがポイントなのだと思う。とはいえ、ある程度「得意」なものじゃないと、「自信」も持てないので、その辺はなかなか難しいのかとも思うが。

今回は、エイプリルのピアノがテーマだったので、音楽のことがそれなりに出てくるのだが、何度も書いているが、やはり音楽関係の描写が非常に薄い。そこがこのシリーズの若干残念な部分だ。
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