時間の女神のティータイム [文学 日本 児童書 魔法の庭シリーズ]
魔法の庭ものがたり19 時間の女神のティータイム (ポプラ物語館)
- 作者: あんびる やすこ
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2016/08/11
- メディア: 単行本
遂に、19巻まで来た。
今のところ23巻まで出ているらしい。どこまでこのシリーズは続くのか・・・。
今回は、100年に一度の彗星を観に、ジャレットの住む街へやってきた天文学者たちとの関わりを通して、「のんびり」と「せっかち」を考える。
「ねずみ」と「ぞう」の時間ではないが、それぞれの人、人に限らず自然の中にあるものはすべて各々の時間を持っている。それを大切に生きよう、というメッセージが込められたもの。
自分はどちらかというと、というより完全に「せっかち」なタイプだ。どうしても、それを人にも要求してしまう感がある。この本を読んで、少し気をつけなければな、と思った。
とはいえ、仕事をしているとどうしてもスピード感が要求されるし、様々なことをやりたい自分としては、色々なことを計算し、時間を効率的に使うよう考えてしまう。
ジャレットのトパーズ荘のように、ゆったりと時間の流れる空間で生活したいとは思う。
だが、なかなか難しいだろう・・・。
面白くなくはなかったがはじめのような新鮮さがなくなったからなのか、おもしろさの魔法が薄れてきている気がする。
2019-08-30 04:56
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