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とびきり すてきな クリスマス [文学 アメリカ]


とびきりすてきなクリスマス

とびきりすてきなクリスマス

  • 作者: リー キングマン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1990/11/19
  • メディア: 単行本



妻が何年も前に買ってず~と読まないので、もったいないので息子と読んだ。
アメリカに住む北欧系移民の大家族の話。貧しいながらも家族が力を合わせて暮らしを立てている。一番上の兄は成人し、船乗りとして働いている。クリスマスにはいつも家族みんなにプレゼントを買って帰ってきてくれる。

しかし、今年は彼が乗った船が行方不明で消息がわからない状態。そんな状態なのでいつも楽しみにしているクリスマスの楽しみが若干薄れてしまっている。

そんな中主人公のエルッキは、家族みんなに手作りのプレゼントを作ってクリスマスに渡そうと孤軍奮闘する。
最後は・・・。ハッピーエンドで終わる。

とびきりすてきなものとは、お互いがお互いを思うことであり、誰かが存在することであり、自分の手で作ったものである、という伝えたいメッセージはとても良く、とても暖かい話ではあるのだが、全体としてはもう一歩。岩波少年文庫にもなっているようだが、そこまで有名にならないのもわかる気がする。

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