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バッハ [作曲家 伝記]


音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バッハ

音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バッハ

  • 作者: ひの まどか
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2019/03/23
  • メディア: 単行本



バッハの伝記を読み終わった。
Yamaha Music Mediaから出ているこのシリーズ、非常に読みやすい。
初めに読んだ『クララ・シューマン』は生まれてから亡くなるまでまさに、伝記という感じだったが、ひのまどかさんが書いた『シューベルト』『バッハ』は一つのテーマを決め、そのテーマを中心に作家の人となりを読者に紹介する形になっている。

『シューベルト』のテーマは「リート」。リート作曲家としてのシューベルトに焦点を当てているので、交響曲やピアノ・ソナタなどはあまり登場しない。
この『バッハ』は後期のライプツィヒでトマス・カントル(教会の音楽監督を中心に様々な仕事をこなす)として働いた時代を中心に、彼の権力に物言う清廉潔白な性格を描き出している。

本当に真面目で、正しいことを常に行い、ちゃんとモノを言うことができる人だったんだなあと感心してしまった。

彼の曲はワン・パターンでつまらないと感じていたが、改めてちゃんと心から聴いてみようと思った。
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