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南総里見八犬伝 二 五犬士走る [文学 日本 Classic]


南総里見八犬伝〈2〉五犬士走る

南総里見八犬伝〈2〉五犬士走る

  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2002/03/01
  • メディア: 単行本



二巻が読み終わった。
前巻で、信乃を愛する浜路が亡くなり、その流れで、様々な犬士がつながっていく。この巻では合計6名の犬士が登場することになる。しかし、その過程でまたもや素晴らしい女性ぬいが亡くなる。悪者がバッタバッタと殺されていく場面はあまり嫌な感じはしないのだが、やはり、心がきれいな若い女性が亡くなると心が痛んでしまう。

そして、最後には、犬士に忠実であった老夫婦が犬士を救うために、命を犠牲にするのだが、その後、再び犬士を救うために幽霊となって登場するところは、「えっ、そういう展開」と思ってしまった。そもそも、怨念だとか、玉に魂がこもっているとか、若干ファンタジー感はあるにせよ、実際ここまで明確に幽霊が人間のように、動き生きた人間に話しかけると若干幻滅してしまう。

とはいえ、おもしろいことは間違いない。

次巻も楽しみだ。
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