SSブログ

三重奏曲 ハ長調 op.87 [ベートーヴェン 室内楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

これも珍しい編成の室内楽で、二本のオーボエと一本のイングリッシュホルンのための曲らしい。

マイナーな曲とは言え、作品番号もしっかりと付いており、楽章も4楽章構成でかなり、聴き応えのある曲。
第一楽章は、ヴァイオリン・ソナタのように掛け合いでメロディが奏でられる部分も多く、可憐なメロディが非常に心に残る。
第二楽章は、しっとりした曲で、この楽器の特性を活かしたとても穏やかな楽章。
第三楽章は、スケルツオということで、楽しげ。
第四楽章は、結構派手な堂々とした感じの曲で締めるのかと思いきや、結構のどかな、ひなびた感じの曲。

初めにも書いたが、全体としてメロディも立っており、聞いていて飽きるような曲ではない。
ベートーヴェンの若干マイナーだけど、良い曲を探している人は一度聞いてみても良いのではないだろうか。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。