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2本のホルンと弦楽四重奏のための六重奏曲 [ベートーヴェン 室内楽曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

この曲も珍しい構成である。2本のホルンが順々にメロディを奏で、裏で弦楽四重奏がそれを支える。ホルンがとてもやさしい音色なので、非常に弦楽と合っている。のどかな感じが、ヴァイオリン・ソナタ「春」をイメージさせる。
第二楽章の緩徐楽章も非常に美しい。管楽器でよくこんなに抑えた音で優しく吹くことが出来るなと思わせる。ショパンのピアノ協奏曲の第二楽章をイメージさせる非常に美しい穏やかな音楽。

最終楽章は、大草原で羊などを呼ぶために使うような笛をイメージさせる音ではじまる。終始のどかな感じで音楽は進み、最後は盛り上がって終わる。

派手ではないが、良い曲である。

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