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ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 大公  [ベートーヴェン 室内楽曲 ピアノ三重奏]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

「大公」と名付けられたピアノ三重奏曲の中では最もよく知られた曲。
第一楽章は、とてもよく知られた堂々とした主題で始まる。この主題が形を変えて何度も繰り返される。12分以上とかなり長い楽章だが、あまりにもこの主題が素晴らしいので長さを感じない。
第二楽章は、チェロの牧歌的なメロディで始まる。それにヴァイオリン、ピアノが答える。ピチカートなども使用され、のどかな感じの楽し気な感じで曲は進む。
第三楽章は、アンダンテ・カンタービレ。これも12分以上あるのだが、ベートーヴェンの交響曲第9番第三楽章と同じく、美しく天上のような音楽なのだが、ここまで長いと飽きる。そしてあまりメロディの輪郭がはっきりしていないのでそこまで楽しめない。
第四楽章は、派手に終わるのかと思いきや、結構ミドルテンポの堂々としたずっしりした感じ。これをロンド楽章にして軽やかに終わればかなりの名曲になったと思うのだが・・・。

第一楽章のおかげで良く聞かれる曲にはなっているのだろうか、第三楽章第四楽章がもう一歩か。
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