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弦楽四重奏曲第八番 ホ短調 [ベートーヴェン 室内楽曲 弦楽四重奏]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆

短調曲ということで、やはりほかの曲よりも個性が立っている。

第一楽章 悲劇的な主題で始まる。若干光が見えそうな明るくなりそうな雰囲気がはさまりながらも終始緊張感に富んだ暗さを伴った感じで曲は進む。
第二楽章 穏やかなアダージョ楽章で、導入部分は、天へと誘うような優しいメロディなのだが、段々と壮大さ、雄大さを醸し出してきて、英雄的な雰囲気をもつ。結構不思議な楽章だ。
第三楽章 この楽章はリズムがとても面白い。どこにアクセントがあるのか、なかなか掴みづらい。この不思議なリズムで曲が展開されていく。目の前で演奏されると、メロディの移り変わりがみえて面白そうな曲だ。
第四楽章 ヴァイオリン協奏曲の最終楽章のような華麗さの目立つ曲。

三四楽章は悪くはないが、全体としてみるとやはり若干長尺で退屈。 
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