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カンタータ 栄光の瞬間 Op.136 [ベートーヴェン 合唱曲]

評価
★★★★★★★☆☆☆

1814年に開かれたウィーン会議の記念行事のために作曲された曲らしい。
非常に解放感と希望に満ちた壮大な曲となっている。

第一曲 ヨーロッパの統一を讃える歌? 合唱が感動的に喜びを歌う。
第二曲 ゆったりとはしているが、バスの重々しい声により、威厳に満ちた曲になっている。オーケストラも非常に勇壮な感じである。
第三曲 やわらかいオケの音に導かれソプラノが歌いだす。弦と歌が対話をしているようで非常に美しい。後半、「ミサ・ソレムニス」のような非常に荘厳な感じになり、3分半くらいからソロ・ヴァイオリンの美しい音色も堪能できる。ソロ・ヴァイオリンと合唱のやり取りが感動的だ。
第四曲 こちらも落ち着いた感じの曲で、ソプラノのソロで入る。今度は吹奏楽の柔らかい音を楽しめる楽章になっている。
第五曲 ソプラノ、アルト、テノール、バス(?)4人のやり取りが面白い。
第六曲 第九番交響曲のような、フーガ的な壮大な音楽で、華やかに曲は終わる。

聴いていてとても気持ちよく、素晴らしい曲だ。
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