グラタンおばあさんとまほうのアヒル [文学 日本 安房直子]
グラタンおばあさんとまほうのアヒル (どうわのひろばセレクション)
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 2009/03/01
- メディア: 単行本
安房直子さんの『グラタンおばあさんとまほうのアヒル』を読み終わった。次男と一緒に読もうと思っていたのだが、あまり次男は興味を示さなかったので、とりあえず一人で読んだ。長男は結構安房直子さんの作品が好きなのだが、次男はそうでもないらしい。年齢的にまだ難しいのかもしれない。
グラタンが大好きで毎日のようにグラタンを作っているおばあさん。彼女が毎日使うグラタン皿には一羽のアヒルが、描かれていた。ある日おばあさんが病気になり、買い物に行けず食材が買いに行けないおばあさんのために、アヒルはほうれん草を出してあげる。その後も色々な食材を出してあげていたら、それにすっかり慣れてしまったあばあさんは全然自分で買い物に行かなくなる。そのことに頭にきたアヒルは家出をする。
その後、アヒルは、若い奥さんや子供、風船売りのおじさんに出会ったアヒルは、最終的に・・・。
他作品に比べると、ヒリヒリした緊張感や、ほんわりした暖かさがすごくある、という作品ではないが、穏やかなタッチがホッとする作品ではある。
いせひでこさんの絵がとても良かった。
2021-05-09 08:14
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