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ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調 [メンデルスゾーン 協奏曲]

評価
★★★★★★★★☆☆

有名なヴァイオリン協奏曲よりも前に作曲されたらしい。すべての楽章が魅力的なメロディに溢れており非常に素晴らしい楽曲。

第一楽章 弦楽器のスピード感のある哀愁漂う美しいメロディが流れ、その後ヴァイオリンが第一主題を奏でる。その後第二主題、非常に綺麗な展開部を経て、第一主題にもどる。短調の旋律が常に美しい。
第二楽章 安らぎに満ちた音楽。まずはオーケストラが少し陰影を持った旋律を静かに奏する。変奏曲形式。ソロ・ヴァイオリンが入ってくる部分でオーケストラが不意に音を止める部分の緊張感、その後そっとオケが再演奏するところの優しさがとても素晴らしい。
第三楽章 民族音楽っぽい、少し憂いのある独特のリズム感を伴ったスピード感にあふれる楽章。

すべてが魅力的な素晴らしい曲となっている。
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