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つきよに [文学 日本 安房直子]


つきよに [教科書にでてくる日本の名作童話(第1期)]

つきよに [教科書にでてくる日本の名作童話(第1期)]

  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 1995/04/20
  • メディア: 単行本



安房直子さんの作品に、南塚直子さんが絵を描いた作品集。

1. つきよに
2. やさしいたんぽぽ
3. 青い花
4. きつねの窓
5. ひぐれのお客

2は、一冊の絵本でも所有している。3~5は他の作品集で読んだ事があった。やはり4の「きつねの窓」は名作だと思う。お母さんを失った子ぎつねと主人公の微妙な距離感がとても良い。そして誰もが持つ喪失感、そして自然のものを殺すことをどのように考えるのか、ということを何気なく問いかけているのがとても良い。

1の「つきよに」は非常に短いが、ねずみの家族のとても心暖まる話。どんなに小さなものからでも幸せは見つけられるということがわかる。

良作を集めた素晴らしい作品集だと思う。
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