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弦楽四重奏曲 第三番 op.44-1 ニ長調 [メンデルスゾーン 室内楽曲]

評価
★★★★★★★★☆☆

第一楽章 非常に元気な、ドラマティックな始まり。物語がこれから始まる感じがとても伝わってくる。それに対し、高貴極まりない第二主題が続く。ベートーヴェンやブラームスを彷彿とさせる伸びやかなメロディが続く。非常に聴いていて楽しく、いつまでも身をゆだねていたくなるような美しい曲。
第二楽章 高貴極まりない素晴らしいメヌエット楽章。途中ヴァイオリンのソロになるのだが、ここが哀愁漂う非常に美しい部分。
第三楽章 第二楽章に続いて、高貴で美しいアンダンテ楽章。
第四楽章 目の覚めるような、華やかな始まり。すべてを吹っ切れたような解放感に満ちた素晴らしい曲。

弦楽四重奏というと、とかく地味であまり「良いなあ」と思える曲は少ないのだが、この曲は本当に素晴らしい。古今東西の弦楽四重奏の中でも一、二を争う名曲といえるのではないだろうか。
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