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ピアノ三重奏曲第二番 ハ短調 Op.66 [メンデルスゾーン 室内楽曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆

第一楽章 情念を秘めたような、暗い雰囲気をピアノが奏でて始まる。それをヴァイオリンとチェロが受ける。ヴァイオリンが息の長い旋律を奏で、その後ろでピアノが凄まじく揺れ動きながら伴奏する。緊張感を孕んだ雰囲気がしばらく続く。一瞬明るさを含んだ第二主題が奏でられるが、再び暗さが曲を支配する。
第二楽章 落ち着いたゆったりとしたメロディをピアノが奏でる。それを弦の二重奏が受け美しく曲が展開されていく。
第三楽章 ピアノ・トリオの第一番を彷彿とさせる楽しい楽章。
第四楽章 劇的な、短調の主題で始まる。途中美しいメロディが挟まれ、段々と盛り上がって行き、堂々とした威厳のある雰囲気を醸し出し、最後は長調となり、華やかに曲が閉じられる。

第一番ほどではないが、楽しい聴き応えのある曲ではある。
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