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ピアノ三重奏曲第一番 ニ短調 Op.49 [メンデルスゾーン 室内楽曲]

評価
★★★★★★★★★☆

第一楽章 チェロが朗々と物悲しいメロディを奏で、それをヴァイオリンが受ける。その息の長い旋律をピアノが後ろでアルペジオを美しく奏でながら支える。ピアノ、ヴァイオリン、チェロが終始入り混じりながら壮大な悲劇的な物語を紡ぎ出していく。素晴らしく聴き応えのある楽章。
第二楽章 ピアノが優しいがあまりゆっくり過ぎない、ちょうど良いテンポの美しく切ないメロディを奏でる。そのあと、ヴァイオリンとチェロの二重奏が始まるのだが、ここがまた美しい。
第三楽章 まさに、スケルツォという感じのスピード感のある楽しい楽章。
第四楽章 最高に素晴らしいこの曲の中でも白眉の楽章と言える。スピード感のある、楽しげな感じが終始伝わってくる。弦楽器もピッチカートを使ったり、たまにゆったりとした美しいメロディが流れたり、印象的な第一主題が繰り返さりたりと素晴らしい楽章だ。最後は圧倒的な盛り上がりを見せて終わる。

本当に名曲だと思う。
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