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ラウダ・シオン Op.73 [メンデルスゾーン 宗教曲]

評価
★★★★★★★☆☆☆

第一曲 合唱
 荘厳な、祝典歌のようなオーケストラの演奏で始まる。段々と華やかさを増していき、高らかに合唱が歌いだす。とにかく壮大な曲。
第二曲 合唱
 不安げな弦の音で始まる。合唱もその雰囲気を引き継ぎ不安げな感じ。
第三曲 ソプラノと合唱
 美しいソプラノ・ソロで始まり、同じメロディを合唱が繰り返す。途中から短いソプラノと合唱の対話が始まる。この部分が結構美しい。合唱の部分になるとオケもしっかりと鳴らすあたりが素晴らしい。
第四曲 四重唱 
 この曲の白眉。ソプラノとアルトの二重唱で曲は始まり、それをテノールとバスの二重唱が引き継ぐ。フーガがとにかく美しい。人類の歴史において、最もすばらしいフーガの作曲者はメンデルスゾーンなのではないかと思ってしまう。
第五曲 合唱
 感動的な合唱曲。バッハの「マタイ受難曲」を彷彿とさせるドラマティックな曲。
第六曲 合唱
 緊張感をはらんだ曲。こちらも対位法的な曲になっている。
第七曲 ソプラノ
 牧歌的な管楽器の音に導かれ、ソプラノが息の長い旋律を美しく歌い上げる。
第八曲 合唱
 力強い、合唱曲。緊迫感に満ちている。
第九曲 合唱
 最終曲、天国的な穏やかな始まり。段々盛り上がりを見せるが、終始穏やかな雰囲気は残っている。最後はアーメンで静かに終わる。
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