メンデルスゾーン [メンデルスゾーン 交響曲]
これで恐らく、メンデルスゾーンの有名作品はほぼ聴き終わった。
今までは、軽い・誰にでも聴きやすい中庸的な曲をひたすら作った作曲家という印象があり、ほぼあまり真面目に聴いたことがなかったのだが、今回彼のほぼ全作品と向き合ってみて、美しく哀愁漂うメロディと、その裏に凄まじい心の葛藤を込めた素晴らしい作品を作っていたことに気がつき感動すら覚えることが多かった。
彼の伝記や、作品を解説した本などは日本にあまりにない。世界的にも、ほかの大作曲家に比べて過小評価されていると思う。よく彼はモーツァルトの再来、彼に匹敵する神童と言われてたりしていたが、同じような違いがわからない曲を量産していたモーツァルトよりも、はるかに深い思想性を持った美しいメロディを作った天才なのではないかと思う。
本当に素晴らしい作曲家だと思う。人間的にも音楽的にも、もっと評価されて良い作曲家なのではないだろうか。
2021-07-20 10:22
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