パルティータ 第五番 BWV829 ト長調 [バッハ 鍵盤楽曲 組曲]
1.プレアンブルム
★★★★★★★☆☆☆
ベートーヴェンのピアノ・ソナタを彷彿とさせる、激しさと美しさを兼ね備えた堂々たる前奏曲。短いが非常に充実した作品である。
2.アルマンド
★★★★★☆☆☆☆☆
憂いを帯びたミドル・テンポの曲。
3.クーラント
★★★★★★☆☆☆☆
非常にスピード感のある、ショパンの練習曲のような作品。
4.サラバンド
★★★★★☆☆☆☆☆
対位法をうまく用いた美しいメロディを持った穏やかな作品。
5.テンポ・ディ・ミヌエッタ
★★★★★★☆☆☆☆
いわゆるメヌエット。リズムや形式が非常に面白く次々に色々な音楽が登場する。短いがおなか一杯の曲。
6.パスピエ
★★★★☆☆☆☆☆☆
フランスの舞曲らしい。この曲の中においては普通の曲。
7.ジーグ
★★★★★☆☆☆☆☆
スピード感のある曲だが、あまり面白くはない。
全体的に一曲一曲が短く飽きずに聴ける。ビートルズでいう「ホワイト・アルバム」的な感じで、遊び感覚にあふれた様々なバッハの側面を楽しめる曲集となっているのではないだろうか。
2021-07-26 06:43
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