パルティータ 第六番 BWV830 ホ短調 [バッハ 鍵盤楽曲 組曲]
1.トッカータ
★★★★★★★☆☆☆
10分近くある大曲。非常に劇的な美しいメロディで始まる。この劇的な部分が2分30秒ほど続いた後、内省的で壮大なフーガが形成される。聴き応えのある素晴らしいフーガである。最後に劇的な始めのフレーズが回帰されて終わる。
2.アルマンド
★★★★★★☆☆☆☆
美しい、トッカータの内省的な雰囲気を残しながらも、おとなしい憂いを帯びた穏やかな曲。
3.クーラント
★★★★★★☆☆☆☆
スピード感のある、こちらも綺麗なメロディを持った曲。
4.エア
★★★★★★☆☆☆☆
「the バロック」という雰囲気の悲劇的でいてどこか郷愁を誘うような曲。
5.サラバンド
★★★★★★☆☆☆☆
アルマンドに似た雰囲気の穏やかな曲。こちらも非常に内省的で静かな曲。
6.テンポ・ディ・ガヴォット
★★★★★☆☆☆☆☆
こちらも悲劇的で暗いスピード感のある曲。この作品中では今一歩か。
7.ジーグ
★★★★★☆☆☆☆☆
普通のフーガといった感じ。最後まで悲劇的で内省的な雰囲気を壊さず全曲を通している。
冒頭から最後まで悲劇的で内省的な曲。しかしメロディは立っておりそれなりに聴きやすい。最後の2曲がもう少しわかりやすい感じだったらさらに良い曲になっていたきがする。
2021-07-27 04:13
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