嘆きの歌 [マーラー 歌曲]
マーラー最初の作品らしい。様々な童話をもとに自分で詞を書き曲を付けたものらしい。
1.森の童話
★★★★☆☆☆☆☆☆
ロマン主義的な美しい神秘的な旋律で始まる。確かに物語が始まりそうな雰囲気を醸し出している。かなり長い前奏のあと、テノール(バリトン?)が朗々と歌い、その後合唱や女性のソロも入ってきて皆で物語を語る。はじめの前奏はドラマティックでとても良いのだが歌が入ると正直つまらなくなる。
2.吟遊詩人
★★★★☆☆☆☆☆☆
こちらも不穏な空気を匂わせる緊張感のある長めの前奏。だがこの曲も歌が入るとたちまちつまらなくなる。
3.婚礼の曲
★★★★★☆☆☆☆☆
いきなりシンバルの一撃で始まる。かなり派手な劇的な音楽がいきなり全開で始まる。段々と長調になっていき祝祭感に満ちてくる。シンバルが鳴りまくった後、合唱が劇的に歌う。その後静かになるアダージョ部分も悪くはない。三曲の中では一番起伏に富みメロディも良いのだが、それでもやはりもう一歩か。
2021-12-01 10:19
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