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Op.49 8つの歌曲 [R・シュトラウス 歌曲]

1. Waldseligkeit
★★★★★☆☆☆☆☆
「森の幸せ」
非常に低音のピアノ伴奏で始まる。森のざわめきのようなピアノ伴奏の上を穏やかな若干不安げなメロディが歌われる。

2. In goldener Fülle
★★★★★★☆☆☆☆
「黄金色あふれる中を」
「タッタタ」という跳ねた感じの明るい伴奏の上を、これまた楽しげな旋律が歌われる。途中少し悲しげな雰囲気になるが、再び明るさを帯びて元気な雰囲気になり華やかに終わる。


3. Wiegenliedchen
★★★★☆☆☆☆☆☆
「子守歌」
高音のやさしい鳥たちがささやきかけているような伴奏のもと、不思議な雰囲気の不安定なメロディが歌われる。これでは子供は若干怖くて眠れないのでは?と思ってしまうが・・・。

4. Das Lied des Steinklopfers
★★★☆☆☆☆☆☆☆
「石割人の歌」
語り口調の元気な曲。私はこういう雰囲気の曲が苦手だ。

5. Sie wissen's nicht
★★★★★★★☆☆☆
「彼らは知らない」
物語性に溢れた、美しいピアノ伴奏と掛け合いながら美しいメロディが歌われる。途中の思いもよらないような転調のあとの草原を思わせるメロデイもとても綺麗。さらに雰囲気がガラっと変わり低音の響く重々しい雰囲気になり、最後は初めの穏やかな雰囲気が回帰されしっとり終わる。ピアノ単独でも相当綺麗な曲だと思う。

6. Junggesellenschwur
★★★☆☆☆☆☆☆☆
「若い独身男の誓い」
「少年の不思議な角笛」から歌詞が取られた曲。結婚を嫌がる男の歌。正直こういうのもダメ。

7. Wer lieben will,muß leiden
★★★★☆☆☆☆☆☆
「愛することを望む者は 苦しまねばならない」
つかみどころのない、綺麗そうで綺麗ではない半音階を駆使した不安定なメロディがひたすら続く。これも残念な曲。ソプラノ歌手が好んで取り上げる曲らしいが全く良いと思わない。

8. Ach,was Kummer
★★★★☆☆☆☆☆☆
「ああ、何て悲しみが」
これもオペラの一場面のような、語り口調の曲。やはり私はこういう曲が好きではない。

2、5曲目のようにかなりの名曲も含まれるが、全体的に語り口調の曲が多く、退屈。
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