ピアノ四重奏曲 第三番 ハ短調 [ブラームス 室内楽曲]
第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
ピアノの強打で始まり、それを幽玄な雰囲気で弦が受ける。音程を下げてそれか繰り返したあと、ドラマティックな第一主題が登場。力強さに満ちている。その後優雅な第二主題がピアノによって奏でられる。それぞれの主題があまり魅力的ではなく何となく音楽が流れている印象。
第二楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
スケルツォ楽章。エネルギーに満ちているが、メロディなどあまり魅力的ではない。
第三楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
若干憂いを帯びた穏やかな緩徐楽章。チェロを中心に弦楽器が奏でる優しい第一主題と、ピアノが高音で奏でる第二主題が重なり合いながら曲は進む。何にしろメロディが平凡。
第四楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
憂いのあるメロディをヴァイオリンが奏で、ピアノがかなり動き回りながら伴奏をつける。フィナーレ楽章の出だしっぽくない、硬い雰囲気。段々とドラマティックさを加えながら曲は盛り上がっていく。
中間なだらかな部分があるがやはり飽きる。最後は盛り上がって終わる。
すべてのメロディがパッとせず全体的にもう一歩。何度も聴きたい類の曲ではない。
2021-12-24 08:45
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