ヴァイオリン・ソナタ 第三番 [ブラームス 室内楽曲]
第一楽章
★★★★★★★☆☆☆
メランコリックでドラマティックな第一主題が非常に印象的。伸びやかで美しいメロディの第二主題も良い。この二つの主題が色々と形を変え絡み合いながら曲は進む。
第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
とても穏やかでロマンティックな楽章。ドラマや映画の愛の場面で用いられても良いような雰囲気の美しい雰囲気がとても印象的。
第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
嵐が来ているかのような不穏な雰囲気で始まる。リズムも結構面白い。中間部の音数を減らし、ピッチカートを用いた静かな緊張感のある部分も良い。最後は静かに美しく終わる。
第四楽章
★★★★★★☆☆☆☆
激情的な始まり。ベートーヴェンのピアノ・ソナタを彷彿とさせる緊張感に富んだ美しい楽章。
全体的に緊張感があり、美しいメロディも満載で3曲のヴァイオリン・ソナタの中では総合的に一番優れている気がする。
2022-01-12 09:10
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