ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 [ブラームス 協奏曲]
Violin Concertos: Great Violinists Heifetz
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 2001/02/20
- メディア: CD
第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
オーケストラの劇的な短い序奏のあと、チェロとヴァイオリンが短くソロを弾き合い、再びオーケストラが主導権を握り主題を奏でる。その後伸びやかで少し哀愁漂う美しいメロディをチェロとヴァイオリンが奏でる。チェロとヴァイオリンの掛け合いが面白い。その後穏やかな第二主題をチェロが朗々と奏でる。その後展開部で混沌とした状態となり、はじめの劇的な主題が回帰され終わる。悪くはないが普通か。
第二楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
もやっとした日の出前の雰囲気で始まり、ゆっくりと太陽が出てくる様子を二つのソロ楽器が表しているかのような平和的な出だし。中間部のヴァイオリンとチェロのソロの掛け合いも綺麗ではあるが、そこまで魅力的なメロディではない。
第三楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
スピード感のある何とも味のある主題をチェロが奏でて始まる。ヴァイオリンも同じメロディを奏で、オーケストラがそのメロディを派手に演奏する。ロンド楽章のようで、はじめの味のある主題を何度か挟みながら、ゆったりとした部分、激しい部分が奏でられ、盛り上がって終わる。
全体的に悪くはないが普通。何度も聴きたい類の曲ではない。
2022-01-15 14:49
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