セレナード 第一番 [ブラームス 管弦楽曲]
第一楽章
★★★★★★★★☆☆
牧歌的な優しいメロディで始まる。その後雄大な美しい雰囲気となる。大草原を感じさせる素晴らしい曲。
第二楽章
★★★★★★★☆☆☆
少し憂いのあるメロディが静かに流れる楽章。中間部は宮廷音楽的な壮麗な感じ。最後は憂いのある最初のメロディが回帰され終わる。
第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
長大なアダージョ楽章。各楽器の優しく甘い側面を活かした非常に美しい天国を描いたかのような楽章。ベートーヴェンの交響曲第九番の三楽章を彷彿とさせる。
第四楽章
★★★★★★★☆☆☆
のどかな雰囲気のメヌエット楽章。中間部の少し悲し気なメロディも魅力的。牧歌的でありながらどこか高貴な雰囲気も併せ持つ美しい曲。
第五楽章
★★★★★★★☆☆☆
「これから舞踏会が始まるよ~」ということを告げるかのような壮麗で解放感に満ちた楽章。
第六楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
第五楽章がかなり期待を高める雰囲気出ったので、かなり激しく華々しく終わるのかと思いきや、最後は少し失速気味。第五楽章と第六楽章がひっくり返っていればかなり締まった曲になったのではないかと思われる。
最後の楽章がかなり残念な感じではあるが、五楽章まではメロディも雰囲気も素晴らしい曲。
2022-01-17 04:50
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