交響曲 第一番 [ブラームス 交響曲]
第一楽章
★★★★★★☆☆☆☆
かなり長い序奏を経て、重々しい荘厳で悲劇的な第一主題が奏でられる。その後も悲劇的な雰囲気で重々しく曲は流れる。
第二楽章
★★★★★★☆☆☆☆
どこか懐かしい感じのゆったりした雰囲気で始まる。その後少しミドルテンポになり、悲しみを帯びた旋律が流れる。最後は優美な雰囲気で終わる。
第三楽章
★★★★★★★☆☆☆
非常に牧歌的な、妖精たちが戯れているような美しい雰囲気で始まる。クラリネットの音に導かれ始まる少し哀愁漂う中間部も良い。最後は牧歌的な雰囲気になり終わる。
第四楽章
★★★★★★★★☆☆
静かに重々しく少し始まる。弦のピッチカート、管楽器が短いパッセージを重ねながら序奏を奏でる。そして待望の、ベートーヴェンの交響曲第九番四楽章に似た、伸びやかな美しい主題が登場する。その後若干劇的な第二主題が登場し、この二つの主題を中心に曲は進み、最後は突然解放感に満ちた壮麗な雰囲気となる歓喜に満ちて終わる。
ヴァイオリン協奏曲同様、最終楽章に向けて段々高まっていく曲。三・四楽章は素晴らしいが、前半がもう一歩か。
2022-01-20 04:49
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