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シェヘラザード [バレエ]





ストーリー:★★★★★★☆☆☆☆
バレエ  :★★★★★☆☆☆☆☆
音楽   :★★★★★★★★☆☆
♪リムスキー・コルサコフ

もともとは、アラビアン・ナイト『千夜一夜物語』を音楽化した、リムスキー・コルサコフの交響組曲。後にバレエ化されたらしい。交響組曲は、有名なシンドバッドなど様々な物語を音楽化したものだが、バレエは、『千夜一夜物語』のはじめの場面、王様を裏切って奴隷と肉体関係を持っている場面を見つけられた女王が死ぬ物語だけをバレエ化している。

とにかく、音楽がエキゾチックで、ヴァイオリンのソロがとても良い味を出しており、さすがに純粋音楽として作られ、しかも人気曲だけあり、とにかく素晴らしい。

そしてその音楽にあった物語、振り付けがうまくなされておりとても惹きつけられる。物語ももともと文学作品だけあり充実している。しかし、肝心のバレエがもう一歩。女王が奴隷達と歌い踊る場面を描いた三楽章?は、コサックダンスっぽいものあり、男性ソロの激しい踊りありと見ごたえはある。

大人の物語なので、子どもと一緒に楽しむといった類のバレエではないが、リムスキー・コルサコフの美しくも情熱的な音楽をバレエとともに楽しめるといった意味では良い作品なのではないだろうか。

ちなみにこのDVDは映画バレエのようになっていて、実際の舞台を映し出したものではない。
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