6つの詩とレクイエム op.90 [シューマン 歌曲]
01. Lied eines Schmiedes
★★★★★★☆☆☆☆
「鍛冶屋の歌」
題名に似合わず、国歌っぽい伸びやかな綺麗なメロディの曲。
02. Meine Rose
★★★★★★★☆☆☆
「私のバラ」
繊細なピアノ伴奏と歌で始まる。途中哀愁漂うメロディも登場するとても美しく心和む曲。
03. Kommen und Scheiden
★★★★★☆☆☆☆☆
「出会いと別れ」
熱烈なラブソング。間を多くとった明るく静かなピアノ伴奏の上を、優しく囁くようなメロディが歌われる。
04. Die Sennin
★★★★★★☆☆☆☆
「牛飼いの娘」
非常に牧歌的なピアノの前奏で始まり、息の長い美しい旋律が歌われる。ピアノと歌の掛け合いが美しい作品。
05. Einsamkeit
★★★★★☆☆☆☆☆
「孤独」
結構暗い雰囲気で始まり、神秘的な雰囲気でメロディが歌われる。短調の物悲しさが終始つきまとっている悩みに終始苦しんでいる感じで聴いていて結構息苦しい。
06. Der schwere Abend
★★★★★☆☆☆☆☆
「陰鬱な夕暮れ」
こちらも暗い。夜ひとり悩む若者の心を音にしたような感じ。息苦しい・・・。
07. Requiem
★★★★★★☆☆☆☆
「レクイエム」
レクイエムという名前から連想される暗さはあまりなく、敬虔な雰囲気に包まれた天国へ誘うかのような美しい曲。終始流れるピアノのアルペジオもとても綺麗。
前半の明るい雰囲気からは想像できないような、後半の暗い雰囲気が若干残念な曲集。
2022-03-05 15:43
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