ミンネシュピール op.101 [シューマン 歌曲]
リュッケルトの詩による歌曲集
01. Meine, Töne, still und heiter
★★★★★★★☆☆☆
「私の柔らかい楽しげな歌が」
恋人を思って優しく歌われる曲。ピアノも歌も優しく開放感がある佳曲。
02. Liebster, deine Worte stehlen
★★★★★★☆☆☆☆
「恋人よ、あなたの言葉はわたしから」
前曲から一転してゆったりとしたテンポで伸びやかに歌われる曲。とても美しい伸びやかな旋律。恋人の一挙手一投足によって、自分はすべてを奪われてしまうという熱烈な愛の歌。
03. Ich bin dein Baum
★★★★★★★☆☆☆
「わたしはあなたの木」
懐かしさのある優しく穏やかなメロディ。途中から流れる少し憂いのある哀愁漂うメロディもとても綺麗。二番からデュエットになり、二人の愛の対話のようになりとても美しい。
04. Mein schöner Stern!
★★★★★★☆☆☆☆
「わたしの愛する星よ!」
和音の連続による伴奏に乗って、とても敬虔な雰囲気のメロディが歌われる。宗教的な感じの、星に自分の心を清めて欲しいと願う曲。
05. Schon ist das Fest des Lenzes
★★★★★☆☆☆☆☆
「美しいもの 春の祭り」
合唱曲?華やかな出だしのあと、語り的な部分を経て、跳ねるような雰囲気となる。3日しか続かない春の祭りを歌った歌。
06. O Freund, mein Schirm, mein Schutz!
★★★★★☆☆☆☆☆
「おお友よ、わたしの守護神よ」
こちらも宗教的な雰囲気の祈りに似た雰囲気を持った敬虔な曲。神に歌った歌?恋人に歌った歌?とにかく自分を護ってくれるものに歌った歌。
07. Die tausend Grüße, die wir senden
★★★★★☆☆☆☆☆
「何千もの手紙」
デュエット曲。跳ねた感じの明るい雰囲気の曲。熱烈な恋の歌。
08. So Wahr die Sonne scheinet
★★★★★★☆☆☆☆
「確実に太陽が輝くように」
穏やかなピアノのアルペジオに乗って優しいメロディが合唱で歌われる。ところどころソロも聞かれ面白くはある。
前半はかなり美しく良いが、後半は楽しいがメロディ的にはもう一歩。
2022-03-06 17:09
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0