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S186 クリスマス・ツリー [リスト ピアノ曲]


Christmas Piano Music

Christmas Piano Music

  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 1998/09/08
  • メディア: CD



第1曲 古いクリスマスの歌 Psallite
★★★★★★★☆☆☆
曲集のはじまりにふさわしく、荘厳な感じ。しかしどこか可愛らしさもあり、まさにクリスマス・ソングといった感じ。最後は荘厳な鐘の音が鳴り響く。

第2曲 おお、聖なる夜! O heilige Night!
★★★★★★☆☆☆☆
基本的に単音でメロディが紡がれる、結構厳しい感じのまさに、ひっそりとした聖なる夜を感じさせる曲。

第3曲 かいば桶をかこむ羊飼いたち Die Hirten an der Krippe
★★★★★★★☆☆☆
雰囲気は一転し、天使たちが御子の周りで喜び歌っているかのような愛らしく綺麗な雰囲気ではじまる。その後地上の描写が始まり、人間たちが優しい目をイエス・キリストに向けている様子が描かれている(のだろう)。

第4曲 信者たちよ、キリストへ Adeste fideles 
★★★★★★★★☆☆
再び荘厳な雰囲気になり、東方の三博士がイエスのもとに向かう有名な同題名の賛美歌の旋律が美しく荘厳にかつ華やかに奏される。

第5曲 スケルツォーソ Scherzoso
★★★★★★☆☆☆☆
軽い感じで始まるが、段々とスピードと迫力を増して行く。最後は愛らしくそっと終わる。

第6曲 鐘 Carillon 
★★★★★★★☆☆☆
華やかにイエス・キリストが生まれた喜びを鐘の音に託して表したかのような、明るく楽しげな曲。ハンドベルの音を摸したかのような「タラタラタラタラ」という音が終始鳴り続ける。

第7曲 仮眠のうた Schlummerlied  
★★★★★★☆☆☆☆
まさに題名通りの、緩やかな眠りに誘うようなアンニュイな曲。曲が進むに連れて美しいメロディが浮かび上がってくる。

第8曲 古い田舎のクリスマスの歌 Altes provencalisches Weihnachtslied  
★★★★★☆☆☆☆☆
ドラマティックな主題で始まり、それと対話するような愛らしい旋律が流れた後、のどかな鄙びたメロディとなる。

第9曲 晩鐘 Abendglocken 
★★★★★☆☆☆☆☆
お祈りしている姿を表しているのか。結構静かに荘厳に進む曲。

第10曲 むかし Ehemals  
★★★★★☆☆☆☆☆
この曲も暗く、静かな曲。題名通り、どこか何かを懐かしむ感じがある。

第11曲 ハンガリー Ungarisch-Natale Ungherese
★★★★★☆☆☆☆☆
結構勇ましい、ポロネーズ風の曲。

第12曲 ポーランド Polnisch-Natale Polacco
★★★★★☆☆☆☆☆
マズルカ風の哀愁漂う、どこかひなびた感じの曲。途中盛り上がりを見せ、最後は力強く終わる。

正直6曲目までで物語が完成しており、あとは別の曲集にした方が良かったのではと思う。前半はとにかくドラマティックで愛らしく良い。
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