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S244 ハンガリー狂詩曲 11~19 [リスト ピアノ曲]


リスト:ピアノ曲全集 13 「ハンガリー狂詩曲 Vol.2 (第10番 - 第19番)」

リスト:ピアノ曲全集 13 「ハンガリー狂詩曲 Vol.2 (第10番 - 第19番)」

  • アーティスト: ヤンドー
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 1999/10/01
  • メディア: CD



11.
★★★★★★☆☆☆☆
トレモロの神秘的で美しい第一部、ゆったりとした民族色豊かな第二部、楽しく元気な第三部、といろいろな様子が楽しめる。

12.
★★★★★★☆☆☆☆
この曲は雰囲気がコロコロ変わる。何か物語があると楽しめそうな曲。

13.
★★★★★★★☆☆☆
バッハのトッカータのような荘厳ながらも劇的な雰囲気で始まる。段々民族的なメロディが混じってきて、後半突然高音でスピード感のある舞曲風のメロディが奏でられると一気に盛り上がりを見せ、最後は圧倒的な雰囲気で終わる。

14.
★★★★★★★☆☆☆
巨人が遠くから近づいてくるような、重々しく不吉な雰囲気で始まる。その後、その様子を見て怯えるお城の中の女性たちの様子が描かれているような悲痛な雰囲気になる。そこに救世主が現れたかのような壮大で英雄的な雰囲気になり、お姫様とその英雄の対話の後、舞踏会が開かれたかのような楽しい民族的な雰囲気になる。最後は印象的なフレーズが「これでもかっ」とばかりに繰り返され、華やかに終わる。

15. ラコッツィ行進曲
★★★★★★★☆☆☆
ブラームスのハンガリー舞曲をイメージさせる、力強く哀愁漂う主題が奏でられる。この主題が変化しながら変奏曲風に曲は展開されていく。主題が分かりやすいので聴いていて楽しい。

16.
★★★★★★☆☆☆☆
結構暗く力強く始まり、その後内省的な感じにあった後、スピードをあげ明るく楽しい雰囲気になり終わる。

17.
★★★★★☆☆☆☆☆
これも暗く重々しく始まる。悲劇性を保ちながら段々とスピードをあげていく。イマイチ。

18.
★★★★★☆☆☆☆☆
こちらも暗い始まり。後半は長調に転じ、明るく終わる。普通。

19.
★★★★★★★☆☆☆
哀愁漂うゆったりとした雰囲気で始まる。中間部はベートーヴェンのピアノ・ソナタのような深遠で鋭く、格好良い音楽が展開される。後半はハンガリー狂詩曲特有の心躍らせる舞踏音楽となる。しかしこの部分もどこか深遠な雰囲気がある。リスト後期の作品らしくかなり精神の高い作品。

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