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シューベルト歌曲集 [リスト ピアノ曲]


リスト:ピアノ曲全集 5 「シューベルト歌曲編曲集 1」

リスト:ピアノ曲全集 5 「シューベルト歌曲編曲集 1」

  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 1997/12/01
  • メディア: CD



◎ます
★★★★★☆☆☆☆☆
シューベルト自身もピアノ五重奏曲にそのメロディを使ったほど親しみやすいメロディをもった美しい曲。主題がよいので聴きやすいが、編曲としてはもう一歩な気がする。

◎ばら (D745)
★★★★★★☆☆☆☆
クリスマス・ソングのようなとても優しく穏やかな雰囲気で始まる。鐘の音を模したような部分もあり心和む。

◎海の静けさ (D216) 
★★★★★☆☆☆☆☆
本当に静かな、ゆったりとした曲。夜中の海を一人静かに見ているような曲。

◎ゴンドラの乗りて (D809)
★★★★★☆☆☆☆☆
「ドッソッドッソッ」という人が早歩きしているような一定の伴奏の上を、優雅なメロディが乗る。ゴ優しい雰囲気になった後、低い鐘の音が鳴り響き暗い雰囲気になるが再び優雅さを取り戻す。最後は何故か中間部の低い荘厳な鐘の音が鳴り響いて終わる。ゴンドラの乗りてというよりは、楽しい散歩といった趣の曲。

◎愛の便り (D957)
★★★★★★☆☆☆☆
キラキラした揺れ動く伴奏の上を、優しく愛らしいメロディが流れる。シューベルトの優しさが表に出た曲。

◎アヴェ・マリア (D839)
★★★★★★☆☆☆☆
有名なアヴェ・マリア。初めは、シューベルトの伴奏を結構忠実に再現している気がする。後半お得意の左手メロディ、高音で装飾というパターン。あまり編曲で、原曲のよさを引き出せていない気がする。

◎焦燥 (D795)
★★★★★☆☆☆☆☆
和音の連続による楽しげな伴奏に乗って元気なメロディが奏でられる。

◎連祷 (D343)
★★★★★★☆☆☆☆
重々しいゆったりとした前奏で始まる。讃美歌的な優しいメロディが流れると心落ち着く雰囲気となる。ゆったりとしたアルペジオがとても綺麗。

◎天の火花 (D651)
★★★★★☆☆☆☆☆
鐘の音を模したような優しい始まりで、愛らしいクリスマス・キャロルのような曲。途中のポツポツした感じもどこか温かみがある。最後も天使と人間との対話というような雰囲気になりとても綺麗。

◎星屑 (D444)
★★★★★★★☆☆☆
大地が揺れているようなおどろおどろしい雰囲気で始まる。その後少し落ち着きが出てきて、決然とした雰囲気となる。その後これから戦いに赴くような悲痛な英雄的な雰囲気になり、勇壮さを増していき終わる。結構良い曲。

◎賛歌 (D797)
★★★★★☆☆☆☆☆
壮大な雰囲気で始まり、優しいメロディが流れるとゆったりとした雰囲気となる。後半英雄的な雰囲気となり終わる。

◎涙の賛歌 (D711)
★★★★★★★☆☆☆
優しいアルペジオに乗って優しいメロディが歌われる。どこか懐かしさのある美しい曲。

◎魔王
★★★★★★★★★☆
言わずと知れたシューベルトの名曲。左手と右手を行き来させるリストの編曲の特徴が魔王と子どもの対比を上手く引き出しており、ドラマティックな編曲がこの曲によく似合っている。シューベルトの歌曲とともに素晴らしい名曲となっている。

かなりシューベルトの優しいメロディをうまく引き出した良い曲が揃っている。

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