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ワルツ [ショパン ピアノ独奏曲]


ショパン:ワルツ(全19曲)

ショパン:ワルツ(全19曲)

  • アーティスト: ヴラディーミル・アシュケナージ
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: CD





第1番 Op.18 変ホ長調 「華麗なる大円舞曲」
★★★★★★★★☆☆
題名通り華麗な美しいワルツ。初めから華やかかつダイナミックで中間部の優雅な部分も美しい。最後のコロコロとした部分も綺麗で優美。

第2番 Op.34-1 変イ長調
★★★★★★★☆☆☆
第一番よりさらにダイナミックで力強い感じ。中間部の暗い情念的な部分も魅力的。

第3番 Op.34-2 イ短調
★★★★★★★★☆☆
悲しげな旋律で始まり、その後少し明るい雰囲気となる。さらに優雅な雰囲気になって曲は流れていくが、再び悲しげな雰囲気となる。左手ではじめのテーマが奏でられたり、少し敬虔な雰囲気になったりした後、はじめのメロディが回帰されしっとりと終わる。美メロがひたすら流れ続ける曲。

第4番 Op.34-3 ヘ長調
★★★★★★☆☆☆☆
明るく華やかな前奏、半音階のパッセージの後、急速なメロディが奏でられる。少しゆったりとした優雅な雰囲気になり、再び急速なメロディが戻ってくる。

第5番 Op.42  変イ長調
★★★★★★☆☆☆☆
短い前奏のあと、少し慌てた感じの雰囲気となる。前につんのめりそうな雰囲気が続き、中間部は少しゆったりするが、なんとなく焦った感じが常にある。聴いていて落ち着かない曲。

第6番 Op.64-1 変ニ長調 「小犬のワルツ」
★★★★★★★☆☆☆
印象的な前奏のあと、やさしく楽しげなメロディが流れる。とても高貴で優美な曲。

第7番 Op.64-2 嬰ハ短調
★★★★★★★★☆☆
悲しさを帯びた優しく儚げなメロディで始まる。その後少しスピード感のある美しいメロディが流れ、霧が晴れたような伸びやかで前向きな雰囲気となった後、はじめの悲しげなメロディとなり静かに終わる。

第8番 Op.64-3 変イ長調
★★★★★☆☆☆☆☆
何となく捉えどころのないメロディの曲。中間部の左手と右手の対話のような部分は少し面白くはあるが、普通。

第9番 Op.69-1 変イ長調 「告別」
★★★★★★★★☆☆
懐かしさと儚さ、悲しさ、様々な感情を引き起こす絶妙なメロディで始まる。しっとりとした雰囲気でとにかく綺麗。私も普通に演奏できたので、それなりに弾きやすい曲でもあると思う。

第10番 Op.69-2 ロ短調
★★★★★★★☆☆☆
悲しみを湛えた美しい旋律で始まる。少し明るい旋律も顔を出すが基本は悲しみを帯びた雰囲気で支配されている。とにかく可憐で美しい作品。

第11番 Op.70-1 変ト長調
★★★★★☆☆☆☆☆
明るさと輝きに満ちた曲。普通。

第12番 Op.70-2ヘ短調
★★★★★☆☆☆☆☆
憂いに満ちた旋律が印象的な曲。中間部も若干明るさがあるが少し陰りがある。唐突に終わる感がある。

第13番 Op.70-3 変ニ長調
★★★★★★★☆☆☆
優しく鄙びたメロディで始まる。途中マズルカ風の少しエキゾチックなメロディも登場する。自分で演奏したこともあり結構愛着のある曲。

第14番 ホ短調
★★★★★★★☆☆☆
即興曲風の劇的な始まり。悲劇的なメロディがとても綺麗な曲。中間部の優雅な部分も悪くない。

第15番 ホ長調
★★★★★★☆☆☆☆
鄙びた優しいメロディの曲。

第16番 変イ長調
★★★★★☆☆☆☆☆
淡々とした同じリズムで練習曲風のメロディが流れる。普通。

第17番 変ホ長調
★★★★★★☆☆☆☆
おっとりしたかんじの優雅な始まり。中間部は夢見るような穏やかな感じ。最後はおっとりした感じに戻り終わる。終始ゆったりのんびりな曲。ラジオ番組の間奏等で使われそう。

第18番 変ホ長調
★★★★★☆☆☆☆☆
前曲同様おっとりしたかんじの曲。中間部はかなり力強く、華やかになる。最後はしっとり終わる。

ワルツ(遺作)イ短調
★★★★★★☆☆☆☆
かなり短い曲ではあるが、魅力的な美しいメロディが印象的な曲。

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