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ピアノと管弦楽のためのスケルツォ BB35 [バルトーク 協奏曲]


Bartok: Complete Works

Bartok: Complete Works

  • アーティスト: Bartok, B.
  • 出版社/メーカー: Decca
  • 発売日: 2016/03/25
  • メディア: CD




第一楽章 Adagio Ma Non Troppo
★★★★★★★★☆☆
力強くも悲しげで哀愁漂う雰囲気で始まる。後半はしっとりとした雰囲気。ラフマニノフを彷彿とさせる力強くも美しいメロディが印象的な楽章。

第二楽章 Allegro Vivace
★★★★★★★★☆☆
第一楽章の後半の雰囲気を維持したまま美しいメロディが奏でられる。途中少し諧謔的な快活な雰囲気となる。ピアノがはねた感じでこ気味良く演奏される。中間部は少し平和な感じになり、後半スピードが上がりドラマティックになり、華々しくロマンティックな雰囲気となる。最後はのどかな雰囲気となり、静かに終わる。

第三楽章 Andante
★★★★★★★★☆☆
こちらもラフマニノフを彷彿とさせる美しい緩徐楽章。ピアノも優しくオーケストラもロマンティックさを演出していてとても心和む。最後少し明るくなりアタッカでそのまま第四楽章へ。

第四楽章 Allegro Vivace
★★★★★★☆☆☆☆
諧謔的なお祭り的な雰囲気で始まる。途中トライアングルがなったりしておもちゃ達のパーティー的な雰囲気となる。最後突然ロマンティックなメロディが流れ流麗に終わる。

バルトークらしさが出ていない曲としてあまり評価されていないらしいが、メロディがすべての私にとってバルトーク作品の中ではかなり上位にくる名作。
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